「せっかく脱毛を受けたのに、まだ毛が残っている!!」
「他の部位の毛は抜けているのに、なぜか一部分だけ抜けていない毛がある」
そんな時は、照射漏れ(打ち漏れ)が原因の可能性が高いです。
照射漏れって実際にあるの?なんて思う方もいるかもしれませんが、案外頻繁に起こるものなんです。
そりゃあ脱毛を担当してくれている人も人間なわけですから、まぁ仕方ないですよね。
しかし照射漏れをそのまま放置していたら、もちろんその部分だけ1回分照射できていない事になりますから、照射できている周りに比べると仕上がりが変わってきてしまう可能性も考えられます。
なので、しっかりと照射漏れかを見極めて早めに対処する事が大切なんです。
ここでは照射漏れの見極め方、照射漏れが起きる原因、照射漏れがあった場合の対処法についてご紹介していきます。
照射漏れの見極め方
照射漏れ(打ち漏れ)と言っても、どんなものが照射漏れなのか、いまいち分かっていない人も多いかと思います。
照射漏れというのは、レーザー(光)を打ち損ねてしまう事によって一部分に塊の毛が残ってしまう事を言います。
通常、レーザー照射から2週間前後でムダ毛は抜け落ちていきます。しかし2週間経っても毛が抜けない、一部分に集中的に毛が残っている場合は照射漏れの可能性が高くなります。
見極めるポイントとしては、照射から2~3週間の毛の様子をしっかりと観察しておく事です。
指の照射漏れがあったので、写真を撮りました。
少し分かりにくいかもしれませんが、一部分だけ毛が密集して生えている事が分かります。
照射漏れがない反対側の指と比べると分かりやすいかもしれませんので、載せておきます。
指のように反対側の部分と比べると、照射漏れがあるのかの判断がしやすいかな?と思います!!
照射漏れに似ているけれど、照射漏れではない場合も
では毛が抜けずに生えている場合は、必ずしも照射漏れなのか!?と言われると実はそうではありません・・。
少し分かりずらいのですが、ところどころにヒョロヒョロと生えてくる毛は照射漏れではない事の方が多いです。
例えば私のVIOの場合。。
施術から1ヶ月経った頃のVIOの様子ですが、写真を見てもらうと分かるかと思うのですが、毛が所々に生えていると思います。
抜けなかった毛なのですが、これらは照射漏れではないのです。
VIOラインは特に多いのですが、毛幹部という部分が他の部位の毛よりも強くなっているため、レーザーはきちんと当たっているけれど一度の照射のみでは破壊しきれず、抜けないといった現象が起きる事がよくあります。
また、色素沈着している場合は脱毛パワーが分散されてしまい、十分なパワーが毛根に伝わらずに毛が抜けなかったといった事も考えられます。
VIOが照射漏れかな?と感じた場合は、以上の事が考えられますが、その他の部位の場合は、毛は塊or列で残っているか?という部分を確認するようにしましょう。
照射漏れがおきる原因
照射漏れはなぜ起きてしまうのか?主な原因は以下の二通りになります。
①.施術者側の照射ミス
これは単に脱毛施術を担当してくれているスタッフ側のミスという事です。
実際は打たなくてはいけない場所を打ち損ねてしまう事が原因で照射漏れが起きたケース。
多くのクリニックやサロンでは、そういった打ち漏れを防ぐために線を引くなどの対処をとっています。
しかしそれでもやはり照射漏れは起きてしまうものなんです。なので、照射漏れ保証についてをカウンセリングの際にしっかりと聞いておく事が大切ですよ♪
②.円形ヘッドによる隙間によるもの
ヘッドとは脱毛器の照射口の事。
照射口が円形(丸)の場合、照射漏れをしやすくなってしまいます。
なぜかと言うと、○○を横にすると分かりやすいのですが、円形の場合はどうしても隙間ができてしまいます。
その隙間を埋めるためには重ね打ちをしなくてはいけなくなってしまうのですが、重ね打ちは火傷などのリスクも上げてしまうため、そこまで行われない事がほとんど。
よって一部分だけ抜けない毛が出てきてしまうというわけです。
照射口が四角の場合は隙間ができないので照射漏れをしにくいよ!さらにショット式よりもスライド式脱毛の方が照射漏れは起きにくくなっているよ!
照射漏れがあった場合の対処法
照射漏れを確認した場合は以下の対処をとるようにしましょう。
- クリニックorサロンに連絡を入れる
- 照射漏れ部分の写真を撮る
- 自己処理せずに来院する
①.クリニックorサロンに連絡を入れる
照射漏れかな?と思った場合、通っているクリニックorサロンに連絡を入れるようにしましょう。
どこの部位がどのような状態なのかを説明し、再照射をしてもらうように言います。
照射漏れの保証期間はクリニックなどによって異なりますが、ほとんどが照射から2~4週間以内となっているはずです。
もし照射漏れがあった場合でも、保証期間を過ぎると再照射してもらう事ができなくなってしまうので、注意してくださいね!
②.照射漏れ部分の写真を撮る
照射漏れのある部分の写真を撮っておくと安心です。
照射漏れかの判断がつかない時は、とりあえず写真を撮っておきましょう。
経過写真を撮っておくと分かりやすいので良いかと思います。
腕や足などに照射漏れがあった場合は、反対側の写真も撮っておくと比較がしやすいので、さらに良いですよ✨
③.自己処理せずに来院する
毛が抜け始めてから、しばらくの間はツルツルな期間がありますが、また次の毛が生え始めます。
しかし照射漏れがあった場合は、自己処理をせずに来院するようにしましょう。
剃ってしまうと、どこが照射漏れなのかの判断もしづらくなってしまうため注意しておきましょう。
最後に
照射漏れかな?と思った場合は、まずは写真を撮って通っているクリニックなどに連絡を入れる事が大切です。
照射漏れだった場合、再照射してもらうには期間があるので出来るだけ早めの対処が大切になっています。
VIOラインは照射漏れではない場合が多いので、再照射してもらえない事の方が多いかもしれませんが、不安な方は一度病院に相談してみるようにしましょう。
照射漏れでトラブルにならないためにも、予めクリニック側に照射漏れがあった場合の保証などについて確認しておく事が大切です。