脇脱毛

わき脱毛中は制汗剤って使用しない方がいいの?使ってしまった場合は?

夏場はとくにそうですが、脇汗や脇のニオイが気になる人だと季節問わず制汗剤を使う人もいるのではないでしょうか。

脇脱毛をする際は、制汗剤を使うことは控えるほうがいいとよく耳すると思います。

個人差がある問題ですので人によっては、「そんなの困る」と思う人もいるかもしれません。

では、実際に脇の脱毛を施術する時に制汗剤は使わないほうがいいのかどうか知っておきましょう。

脱毛当日は制汗剤は使用できない?

脇脱毛の施術をする当日は、制汗剤の使用を控えなければいけないことは事実です。

もし、脱毛をする当日に制汗剤を使ってしまうと施術をお断りされるケースもあるということを知っておきましょう。

各サロン、クリニックによって対応は異なってきますが脇脱毛する当日は制汗剤は使わないように気をつけてください。

どうして制汗剤を使ってはダメなのか?

制汗剤を施術当日に使用してはいけないのは、単純に脱毛効果を最大限発揮できないことがまず一つの理由になります。

制汗剤の中には汗の分泌量を抑えるために、皮膚のタンパク質と結合して汗腺を塞ぐ性質のある成分が含まれています。

汗腺や毛穴を塞いでいる状態と塞がっていない状態であればどちらの方が脱毛した際の効果が出やすいかイメージできるのではないでしょうか。

脱毛はレーザーの光が毛根部分にしっかりと届かない限り効果を発揮することがありません。

毛根部分は皮膚表面からの距離が遠く、また少々のダメージでは毛根部分を破壊することができないことを考えると確実に光を当てていく必要があります。

なのにも関わらず、制汗剤の働きによって毛穴が塞がれてしまっている状態だと思ったように脱毛効果が期待できないくなるのは当然なんですね。

結果レーザーの光を妨げることになるため脱毛サロン、クリニック側で制汗剤の使用を控えるように注意を呼びかけているわけです。

つまり、制汗剤を使ってしまう事によって、最大限の効果を発揮できなくなる可能性が高いという事だね💦

制汗剤はお肌への負担が大きい

また、肌トラブルの悪化を未然に防ぐことも理由の一つです。

制汗剤にもよりますが、エタノールやアルコールといったお肌に刺激性のある成分が含まれていることも少なくありません。

アルコール成分は皮膚にダメージを与えます。
お肌が弱い人であれば、かぶれたりかゆみを引き起こしたりする可能性もあるほどです。

またお肌が弱くなくても脇は皮膚が薄い部位になりますので、繰り返し制汗剤を使用している人であればお肌が敏感になっていると考えることができます。

つまり、物理的なダメージを感じやすくなっている部位にレーザーで熱を与えることは肌荒れ等の症状を引き起こす可能性が高いと言えるんです。

常に制汗剤を使っていたら、肌が荒れやすいと言うことだね!

当然ですがサロン、クリニック側はあなたのお肌の安全を最優先として考えますので施術をお断りするしかなくなるんです。

制汗スプレーの場合だと、冷却剤というものも使われています。

スプレーするとひんやりしますよね、それは冷却剤の働きによるものなのですがあまり使用頻度が多いと軽いやけどと同じ症状になってしまいかねません。

水分蒸発を促進させてしまっていることもあり、お肌がひどく乾燥しているため脱毛の施術をすることができないんです。

脱毛当日でなければ大丈夫?

脇脱毛当日に制汗剤を使用することはやめましょう。

では、施術した翌日だったりその後に制汗剤を使ってもいいのか?と疑問に感じる人は多いと思います。

脇汗の量やニオイは人それぞれですし、気温が高くなればなるほど気になってくる人は増えます。

脱毛完了まで1年以上はかかることを考えれば、必ずどこかのタイミングで汗をかきやすい季節が来ますよね。

基本的に当日だけに限らず脱毛中は制汗剤を使用しないというのが理想です。

しかし、サロンによってはあくまでも『脱毛当日のみ制汗剤を使用しないでください』と注意を受けたり『脱毛中は控えて下さい』とお話するサロンもあります。

正直なところ、脱毛完了までの期間中の制汗剤の使用についての規約は各サロンで異なってきます。

脱毛中に制汗剤を使い続ける危険性とは?

先にお伝えしたように、制汗剤は脇汗の量、ニオイを物理的に抑える効果があるだけに皮膚へ負担を与えてしまっています。

レーザーを照射したからといってその日に毛が抜け落ちるというわけではありません。

毛根にダメージを与え、毛が成長ができなくなり日数が経過することで自然と毛根にダメージを負った毛は抜け落ちていくんですね。

制汗剤は毛穴を引き締め、塞いでしまっているために毛が抜け落ちにくくなるんですね。
その結果、脱毛の効果を実感しにくくなる可能性もゼロではありません。

また冷却材が含まれている制汗剤を繰り返し使うことによって、皮膚の薄い脇は少しづつダメージが蓄積されてしまいます。

ダメージが蓄積されると、メラニン色素が分泌されてしまい黒ずみ発生の原因となってしまいます。
これは、脇のムダ毛処理をすると黒ずみができてしまうのと同じ理由です。

制汗剤を使用する頻度にもよりますが、利用する回数が多ければ多いほど脇には大きな負担となりメラニンが分泌され黒ずみの発生率が高くなってしまいます。

レーザーの光はメラニン色素に反応する性質をもっているため、脇の黒ずみができてしまうと症状の度合いによっては脇脱毛の施術を断られることもあります。

このように様々なデメリットが考えられるので、脱毛中も制汗剤の使用は控えた方が理想であるということです。

脱毛中でも脇汗対策したい場合は?

どうしても脱毛中であったとしても制汗剤を使いたいのであればエタノール等のアルコール成分が含まれていないもの、刺激性の少ない制汗剤の使用を考えましょう。

冷却剤が使われていないタイプを使用する、できる限り制汗剤の使用頻度を減らすという工夫をしてみて下さい。

そして施術を受けているサロンクリニックのスタッフに相談することを忘れてはいけません。

まとめ

脇脱毛中は、当日を含め脱毛完了まで制汗剤の使用は控えるほうが望ましいといえるでしょう。

脇汗が気になる人にとっては酷な話かもしれませんが、脱毛効果や肌トラブルのことを考えると仕方ない問題でもあります。

脇毛をコンプレックスに感じてる人も多いですが、同じように脇の汗やニオイに悩んでいる人も多いです。

簡単に制汗剤の使用をやめるという選択肢ができないのであれば、脇汗パットを使うなど制汗剤以外のできる限り脇への負担がない方法を優先して考えてみてはどうでしょうか。

また脱毛サロンやクリニックによっては、脱毛中でも使える制汗剤の販売も行なっていますのでぜひ検討してみてください。

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